肌のタイプは、大きくわけると、敏感肌、乾燥肌、オイリー肌、混合肌の4種類になります。
【敏感肌】
肌が外からの刺激に過敏に反応してしまうことにより、湿疹やかぶれなどの症状を出すようになる特徴があります。
また化粧品に含まれている成分が合わないことで湿疹やかぶれといった症状を出すこともあります。
セルフケアとしては、まずは化粧品の成分の中でどの成分に敏感に反応するかを見極める事から始めるのが良いでしょう。
パッチテストという方法があります。
絆創膏などに化粧品を塗り、その後皮膚に貼って、反応が出るかどうかを調べるというものです。
絆創膏を貼る場所は、赤くなっても目立たない所にしましょう。
【乾燥肌】
肌が乾燥している状態のことをいいます。
主に肌の水分が不足している状態の事を言い、乾燥肌の特徴としては、顔を洗った後に肌がつっぱったり、口の周りなどに白く粉が出たりします。
乾燥肌の原因としては、エアコンのかけ過ぎによる乾燥や、代謝の低下、などが挙げられます。
皮脂がなくなると皮膚が外部からの刺激に過敏に反応するようになり、これが乾燥肌の症状へとつながっていきます。
また通常は乾燥肌ではない人でも、エアコンの下に長時間いたり、紫外線対策などを全くしてなかったりすると乾燥肌の状態になることがあります。
【オイリー肌】
文字通り油っぽい肌質のことをいいます。
オイリー肌の特徴としては、化粧の崩れが多かったり、にきびが出来やすかったりします。
セルフケアとしては、自分の肌質を見極めて対応することが大切になってきます。
オイリー肌の箇所には、その症状に合った化粧品を使うことなどで対応することが大切です。
オイリー肌の特徴があるとしても、部分的にはオイリー肌では無い事があります。
例えばTゾーンといわれる額から鼻先にかけての皮脂腺が活発な顔の部位は基本的に皮脂の分泌量が多いとされています。
しかし目の周りや口の周りなどは皮脂が少ないため乾燥気味の人も多いです。
くれぐれも自分はオイリー肌だと決め付けて化粧品を選ぶのはやめましょう。
【混合肌】
肌質がオイリー肌の部分と、乾燥肌の部分がある肌質のことをいいます。
混合肌の特徴としては、Tゾーンといわれる額から鼻先にかけての皮脂腺が活発な顔の部位がオイリー肌、目の周りや口の周りは乾燥肌になっていることが多いです。
混合肌自体はめずらしい症状ではなく、ほとんどの人たちが混合肌だと言われています。
混合肌は、オイリー肌と、乾燥肌の特徴をもっていますので、ケアもそれぞれの肌質に合わせた方法でやるのが大切となります。
セルフケアとしては、まずはひとつの化粧品だけで顔のケアを済ませてしまおうと考えないことが大事です。
ちゃんとオイリー肌の部分と乾燥肌の部分とで使い分けることが大事です。これが肌トラブルの予防につながります。
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使い分けが時間が無く忙しい人は混合肌にも使える
オールインタイプの美容
液を使用しましょう
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