2010.09月
娘でよかった♪
今年の夏は二十二歳の娘と一緒に千葉の実家にお墓参りを兼ねて行ってきました。
実家には八十一歳の母が一人で元気に暮らしています。
この母ですが、父が亡くなってからはきよし君(氷川きよしさん)ファンになって、家中にきよし君のポスターがところ狭しと飾ってあります。
友達は「きよ友」と言って 同じきよし君ファン同士で、よく一緒にコンサートに行っています。
当然ファンクラブにも入っていて、チケットは自分で取っています。
そのチケットは宝物です。
コンサートではペンライトを振ったり、「きよしくーん」と掛け声を掛けたり、
若い子には負けていません。
かと思えば、きよし君のラジオ番組のリクエストに母の名前が呼ばれたと喜んだり、とにかくきよし君が母の生甲斐になっています。
娘ながら母が八十一歳だと言う事を忘れてしまいます!
でも、以前は自分の母が芸能人に夢中になっている姿が嫌でたまりませんでした。
ところが最近、ストレスを解消するには努力が必要なんだと感じてきました。単調な毎日の繰り返しは変化がなく、つまらない。つまらないくせに、変わった事をするにはエネルギーが必要で意外とシンドイ。
同じ事の繰り返しは楽なんですね。
だからこそ、うきうきワクワクする事を自分から見つけて、そこにエネルギーを注げる事は、凄い事です。
今はそんな楽しい事にエネルギーを注げる八十一歳の母を見て
「この母の娘で良かった!」
と、思うと同時に私が八十になった時に、母のようなエネルギーを持って何かに夢中になってうきうきワクワク過ごせるかしら?とも思います・・。「母を見習わなくちゃ!」
今まで、「嫌だわ」と思っていた事も視点を変えて見たら、こんなに素晴らしい事だったと気付くときが来ます。
そこから世界が変わって見えてきます。
ハッピーはずっとそこにあったんですね!
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